|
|
人の心をわしづかみにする |
|
「一つひとつの歌の主人公になって歌ってますから。たとえば、ボクは20歳の恋人に振られた漁師で……なんてふうに、全部背景を考えています。テキスチャ−は、人一倍大切にしていますね」
これほど“歌うこと”に魅了されるのは何故だろう?
「歌ほど人を説得させるものって、ほかにないと思いませんか?」
平和平和と声を荒げるよりも、ジョン・レノンが『IMAGINE』を歌うほうが琴線に触れる。
「これからはシナリオも自分で書いて、ミュージカルをやってみたいですね」と、やりたいことは次から次へと止めどなく出てくる。
巷ではちょっと知られたワイン通であり、趣味のイタリア料理を作るうちに集めだしたオリーブオイルや塩は相当の数に上る。自らを「凝り性」と称するが、ストイックに美しいものを探究する人に思える。
「“男なら美学を持て”。親父にはそんなことも言われました」
加藤ヒロユキは美意識を大切にするオトコだ。 |
■04年12月1日掲載。データなどは掲載当時のものです。
|
|
|
≪分類≫
ミュージック目
美術科
≪生息地≫
京都・太秦
≪年齢≫
39歳
≪分布≫
大阪市北区
≪活動時間≫
5時〜21時半
≪好物≫
ふぐ(てっさ!)
≪相棒≫
社長
≪天敵≫
ナシ(『LOVE&PEACE』な人間なので)
|
|
|